『こどもの村』は、裏高尾町の本園に3軒の小舎、そして地域の中に3軒のグループホームがあります。
それぞれの小舎は、一般家庭と同じようにこども部屋、居間、台所、風呂場、トイレ等の生活設備を完備した一軒家です。2人の職員を中心に、こども達は2才から18才までを基本とした6人で構成され、生活の全てがこの小舎で行われます。
食材はそれぞれの小舎で宅配や買物等で調達し、職員の温かい手料理により、楽しい団欒の食事が営まれ、人間関係が培われます。
地域活動では、こども会活動を中心としたドッヂボール・マラソン・カルタ大会、資源回収等の活動、町会との夏祭り・繭玉焼き・防災訓練、地域のいちょう祭り・梅祭り等に主体的に関わっています。



【食事】

 

【自室やリビングでお勉強】

 

【おやつ作り】

 

【余暇時間は各々好きなことをして遊びます】

 

 

 

 

 

 

自立に向けてのアプローチ

  • こどもたちが自分の進路を選び取ることができるよう、また、基礎学力の定着のために、タブレット端末を使い、ボランティアの協力を得ながら学習を行っています。
  • 中学生は、部活動に専念する児童も多く、様々な体験が心の成長を育むとともに、思春期を迎えたこども達の心の揺れを職員が支えます。
  • 高校生へは自立に向けて、経済面と社会生活の両面からアルバイトの指導も大切にしています。
  • また、施設退所後のアフターケアも積極的に取り組み、特に支援が必要なこどもには、専門的な知識を身につけた職員が対応にあたります。
  • こども達が一番望むことは家族と共に生活することです。一日でも早く家庭復帰ができるよう家庭調整と家庭再建の支援も積極的に取り組んでいます。